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コラム【クリエイティブ・ワーク#33】;発想するチームをつくる

2018/08/01

普段以上に力を発揮出来る瞬間

先日、あるプロジェクトの最終のミーティングを迎えた。後は、役員等へのプレゼンを残すだけとなった。
当社が携わるプロジェクトの多くは、クライアント様の社内にプロジェクトチームを組織して頂き、彼らと協働で進める。
最終プレゼンの資料について議論しながら、本当にこれだけの議論をしてきたのかと、皆が驚きを口にしていた。それだけ濃い議論ができたのだろう。

普段以上に力を発揮出来たという経験は、皆、某らスポーツでも、受験でも持っているはずだ。そのような時、私たちは、自分或いは自分たちが“やるべきことに集中”できている。決して、結果を杞憂したりしていない。

 

発想を躊躇してしまいがちな私たち

私たちの仕事は、中々そうはいかない。普段とは違うテーマ、新規事業や新しい取り組み、社内変革などについて議論する会議は、特に難しい。

こんな発言をしたら、①上司や周りに何も分かっていないと馬鹿にされないだろうか?、②やぶ蛇となり他部門に迷惑をかけてしまわないだろうか?、③ピント外れな意見と思われたりしないだろうか?、などと結果を杞憂してしまう。
“やるべきことに集中”できず、自らの“発想を表に出す”ことを躊躇してしまうことが多い。

このような状況下では、多くの場合、議論すること自体、すなわち、議論したというアリバイ作りが目的となってしまう。
そして、誰からも異論がでない、上司が好みそうな結論を綺麗にまとめるというだけの結果に陥ってしまう。まさに、構造的に生み出される“忖度”だ。

 

周りや部下の発想を活かす

このような会議において、“やるべきことに集中”できるようにするにはどうしたら良いか。“有意義に発想”し、その“発想を表に出す”ようにするためには、少なくとも、必要条件が二つある。
一つは、目的・目標の明確化と共有だ。何のために、何をなし得ようとしているのかをメンバー全員が理解し、自分事として感じられるようにすることだ。
二つ目は、リスペクトである。メンバー全員が互いにリスペクトし合える関係を構築することである。

 

発想するチームをつくる処方箋

弊社の携わったプロジェクトでも実践し、効果のあった、創造性を協創で発揮する、“発想するチームを作る”ための処方箋を紹介する。

(1)議論の目的を明文化し、会議の度に確認する。修正が必要となった場合は、都度変更する。
(2)メンバー一人一人が、その目的達成に向けて“これから何をするのか?の宣言”と“今日までの間で何が出来たのか?の評価”を会議の毎に発表する。
(3)チーム結成後の早いタイミングで、互いに自己開示するワークを実施する。
(4)お互いの良いところを褒め合うワークを不定期に実施する。
(5)何をしなければならないのかを意識するために、議論のフェーズを明確にする。
(6)いきなり答えを探すのではなく、問いの明確化を重要視する
(7)Inputのための説明時間を短くするように工夫し、“考える”、“決める”に集中する。

皆さんの社内でも是非、実践して下さい。

以上