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Column [Creative Work#37] ;発展とは

2018/11/15

※本コラムは2010年に書いたものを、加筆修正したものです。

昨年(2009年)末より、()関西社会経済研究所の「関西発展戦略研究会(座長:甲南大学稲田教授)」に委員として、参画していた。そこでの議論の中で、違和感を覚え、今となって、ようやくその原因が解ったことがある。関西が目指すべき『発展』の「ビジョン」が曖昧なまま、共有されずに議論が進んでいたことだった。

少なくとも、従来の「経済的成長(グロス)」は一つの重要な評価指標ではあるが、目指すべき『発展』を語りつくせない。つまり、「経済的成長」を唯一の目標にすると、政策的に、企業経営的に必ずミスリードする。既に、そのような事態が方々で顕在化している。

寧ろ、そのような「定量」的なものよりも、人々はどんな働き方、暮らし方をするのか?どんなものを生み出すのか?、世界にどう働きかけるのか?、といった、より「定性」的なワードであらわされる「ビジョン」が大切になっている。そして、その「定性」的なワードで表現される『発展』の中で、あくまでも手段として、個々の「経済的成長(グロス)」に寄与するテーマが議論されるべきだった。

以前コラムにも書いたが、そのような社会では、

・人を通じた生産性の向上を実現出来る、イノベーティブな人が企業に供給される
 ・イノベーションを起こすために必要不可欠な深いコミュニケーションができる
 ・チャレンジを推奨し、失敗を許容できる
 ・他人のこと、社会のことを考え、行動できる人が多くいる

ことが必要条件になると考える。

以上