ア・ソッカは、「あっと驚く素敵な答え=“a-Socca!”」で、エコで素敵なビジネスをデザインします。

NEWS&COLUMN

Column [Creative Work#47] ;人生の大学に卒業はない

2019/05/15

『人生の大学に卒業はない』
1981年に出版された祖父が書いた本のタイトルである。「充実した人生を送るために」「長期的視点で信用の根を培え」「今までのやり方が、最良と思うな」「自分の将来は自分で拓け」「慣性の法則からの脱却」などが語られていて、今でも通じる。

 

「働く」は大きく変わる。
『人生の大学に卒業はない』が出版されて38年、私たちは、今、パラダイムシフトのまっただ中だ。人生100年時代VUCA(Volatility, Uncertainty, Complexity, Ambiguity)な時代への突入だ。

2019年4月19日経団連中西会長は、「企業が今後『終身雇用』を続けていくのは難しい」と発言した。実際、45歳以上を対象とした早期退職制度が、経団連加盟の幾つかの企業でも行われ始めている。そして、今、学び直し、リカレント教育などが注目を集めている。

 

自分の人生は、自分でデザインし、拓いていかなければならない。
一人一人が会社になるようなものだ。[CW#43自分バランスシート(2019/3/15)]でも書いたが、豊かな人生を送るためのスキルや知識、経験、信頼などの『自分資産』の蓄積を私たちはもっと意識したい。

ただ、この『自分資産』は、これからの人生の進み方(戦略)や外部環境によって、評価が変わる。例えば、スキルでも、「社内政治人脈」や「独特の用語・ルールの熟知」など、同じ会社に居続ければ評価されるが、他社や他業界に行くと使えない、即ち評価されない。逆に、「思考力」「責任感」「コミュニケーション力」「数学」など、どこで何をしても評価されるスキルがある。後者は、トランスファラブル・スキルジェネリック・スキルと言われている。

今、もてはやされているプログラミング・スキルや、かって、もてはやされていた語学スキルも、AIの出現という外部環境の変化で、将来どう評価されるかは分からない。

 

「自分BS」を充実化させるために、「常に学んでいる」が大切になる。
何を学ぶのかは、企業で言えば、どの分野に先行投資をするのかと同じだ。一人一人が会社になるのだから、中期経営計画策定のように、定期的に「自分戦略」「自分BS」を見直す必要がある。

まさに、『人生の大学に卒業はない』が大切になる。

 

以上