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コラム【クリエイティブ・ワーク#12】;『打ちごろの球』はもう滅多に来ない

2017/04/01

私たち日本人は、戦後復興〜高度成長期と驚異的な成長をなし得た。その期間は、現在、そして将来と比較して、極めて特殊な状況だった。

特殊性(1)人口増+経済成長を背景に、極めて安定的に需要が増加
特殊性(2)需要側の要求水準と製品の水準のギャップ大
特殊性(3)外資参入が本格化していなかった

極端にいうと、何を出してもそれなりに売れた時代だった。野球で例えると、9回裏、同点、ノーアウト満塁で、『打ちごろの球』を何球も投げてくれるピッチャーと対峙しているような状態だった。一つくらい、絶好球を見逃しても、まだまだチャンスがあったという感じである。

既に風向きは変わっている。9回裏、1点差、ツーアウト1,2塁で、相手も『打ちごろの球』は滅多に投げてこないので、きっちりとヒット性の当たりを打たないといけない状況だ。運を天に任せて、『打ちごろの球』が来るまで待っていたら、ゲームセット。そうなると、(1)『打ちごろの球』以外を上手く打てるようになるか、(2)ドカベンの岩鬼のように自分ならではの『打ちごろの球』を磨くか、(3)『打ちごろの球』が来るような駆け引きを上手くするか、のいずれかをしないとチャンスをものにできない。

ようは、今日では簡単に儲かる話しなど、転がっていないということだ。

だからこそ、もっとビジネスと真剣に対峙しよう、考えよう!

そして、そんな厳しい状況でも、バットを振ろう!振らないと何も始まらない。

以上