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2017.11.01
コラム
コラム【クリエイティブ・ワーク#26】;クリエイティブ・モード

ちょっとした発想の転換から産まれる

夕方東京で送った宅配便が翌日午前中には関西に届く。旅行予約サイトや家電量販店で行われている最低価格保証制度、回転寿司で皿を落とす仕掛けなど。数多くのイノベーションが、ちょっとした発想の転換から産まれている。

思考をジャンプさせる

一方で、会社の役員さんがこう言っているのを聞いたことがある。「経営企画室が作成した中期経営計画を聞いていると、『市場分析をした結果、こうなります。だから、こうします。』と、それって他社と同じことになっているよ。」例え、緻密な市場分析等をしても、誰もが納得する、説明のつくものだと、今までの延長上か、他者と横並びの打ち手しか出てこない。できること、前例があることを高度化する、効率性を高めるだけでは、今や、競争力は維持出来ない。だから、思考をジャンプさせ、イノベーションを興したい。

クリエイティブ・モードにシフト

コラム【CW#16】気付くか、気づかないか(2017年6月1日)で書いたが、発想の転換のヒントは、身の周りに一杯転がっている。にも係わらず、それに気付かない、或いは例え、気付いても、行動を起こせないことが多い。何故なら、知らず知らずのうちに、私たちは目の前のことで一杯一杯になっているからだ。イノベーションを産むには、セレンビティティ(偶然の出会い)を楽しめるクリエイティブ・モードにシフトしておかなければならない。

まずは雰囲気作りから

会議の場で、会議室、服装、時間帯を配慮する。また、一日のある時間は雑務から離れ、新しいコトを考えてみる時間とする。そういったクリエイティブ・モードにシフトできる仕掛けを意識的に作ることから始めてみてはどうだろうか?

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