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2018.12.01
コラム
Column [Creative Work#38] ;働くは楽しい

私たちは何のために働いているの?

「みなさんは、なんのために働いているのでしょうか?」
先日、クライアント先入社2〜3年目の方に、真剣な眼差しで尋ねられた。
懸命に働いて、出世して、給料も上がっても、いつも不平不満ばかりで、辛そうに仕事をしている先輩社員を見ているからだろうか?
彼らの目には、働くとは、給料をもらうために行う自己犠牲と映っているのだろうか?
コラム【CW#29】大事なものを見失わない(2018年3月1日)でも書いたが、手段であったはずの出世やキャリアアップ、給料などの目標が、それが分かりやすい目標であったがために邁進してしまい、唯一無二の目標となってしまう。
そして、袋小路に入ってしまいがちである。

楽しいことをするために働いている

私はこう答えた。
今まさにやっていること、例えば、資料づくり、データ分析、関係者とのディスカッション、それ自体も当然「楽しむ」。ちょっとした工夫をしてみたり、新たな仮説を立ててみて分析してみたり、喜ぶ人の顔を思い出して楽しむ。

ランナーズハイ的な働くの「楽しさ」

それだけではない。嫌なこと、面倒くさいことも楽しむ。
何故なら、それが、より楽しいことに繋がるから。まだやったことのない、より楽しいことに挑戦できるようになるには、自分自身の実力や能力を高め、周りからの信頼を獲得しなければならない。
だから、トコトンまでやる、徹底的にやる、そうして初めて得られる「楽しさ」がある。
ジョギングやマラソンでいう「ランナーズハイ」。しんどさを我慢して走り続けると、快感ホルモンに満たされてきて、逆に快感・恍惚感が生じてくる。
あるいは、自分が上手くなりたいから、強くなりたいから、あるいは、試合に勝って仲間と喜びを分かち合いたいから、つまらない基礎の反復練習や、しんどい筋肉トレーニングに励む。
ついには、そのしんどさまでも、次なるチャレンジに繋がるものとして、ワクワクする「楽しい」ことに思えてくる。

結果が出る、だから「楽しい」

さらに、働くと結果が出る。だから楽しい。
上手くいった時は上手くいった時で、充実感を感じられる。
確かに、上手くいかない時もある。結果は、自分のやってきたことが正しかったのか否かを教えてくれる、あくまでも大きなゴールに向けた道標に過ぎない。
結果があるから、軌道修正や再検討が出来る。そのプロセスも「楽しい」。

そうと思えないだろうか?

以上

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